ぷかぷか雲の七面鳥。
一面鳥はあるかしら。
「ルックさま、雲ってどう数えるのですか?」
いつもおとなしいセラだが、好奇心からくる質問は遠慮しない。
それ故賢くなるのだからして、誰もがそれを喜んだ。
「あ、それ僕も知りたい」
荷物持ちくんも挙手して無邪気な笑顔を見せる。
それで困ったのはルックさん。
云々云々考え込んでうんうんうんうん唸ります。
「ルックさま?」
「あーいいよセラ、ほらたーんとお食べー」
「は、はいいただきます」
「セラ、ゼリーは何がいい?桃味なんてどうかしら」
「あ、はい」
「ももーーー!」
「うわびっくりした」
「ルックさま?」
花より団子と申します。
花散らす風のよな勢いで、桃色ジュレィを守ります。
「ルックー、ゼリーはなんて数えるのー?」
「ふむーむくむーふんむ」
「んーありがと」
そう言ってから、まったく理解できていないセラの手にゼリーを押し付け、自分もゼリーを食べ始める。
「いやあうまいね」
「そだねえ」
「ですねえ」